世界中のあらゆる国で欠かせないお茶ですが、飲み方は千差万別です。
日本のお茶の紹介もちょっと偏っていますが、外部から見るとこんな感じなんでしょうね。
日本で代表的なお茶は、伝統的な日本の茶道で使用されている抹茶です。
今日では抹茶は広く使用しれていて、デザートやアイスクリームにも使われています。
インドのマサラティーは、ハーブとお茶をブレンドして作られています。
基本的な成分は、茶葉、甘味料、ミルク、スパイスの4種類ですが、家庭によって多くのバリエーションがあり、自分だけのレシピがあります。
イギリスのアフタヌーンティーは1840年に始まり、午後2時から7時の間に供されます。
伝統的には、ティーポットで入れた紅茶をミルクと砂糖で楽しみます。
正式なアフタヌーンティーはホテルやティーショップで提供されますが、家庭では簡単に紅茶とスナックなどですましています。
トルコでは紅茶を淹れるのに、特殊な二段式のティーポットを使います。
下の段でお湯を沸騰させ、上の段でお茶を淹れます。
下の段が沸騰したら、そのお湯で上の段に茶葉と下の段の沸騰したお湯を入れます。
お茶は、小さなガラスのコップで提供します。
チベットではバター茶が飲まれています。
独特な茶葉と牛乳、ヤクのバター、塩を長時間撹拌して作っています。
モロッコティーの一番の特徴は、必ず添えられるミントです。
香港の伝統的なお茶は、紅茶とコンデンスミルクで、冷たくして飲み、夕食の一部と考えられています。
バブル・ティーとして知られるパール・ミルク・ティーは世界的にも人気が出ましたが、砂糖シロップとタピオカを入れて、ホットとコールドのどちらでも飲まれています。
甘いアイスティーはアメリカ人にとって夏の命綱です。
一般的には、濃い目に入れた紅茶に砂糖とレモン、まろやかさを出すために一摘みの重曹を入れます。
ロシアでは昔からサモワールでお茶を入れていましたが、現代人は電気ケトルを利用しています。
濃い目で強い風味が特徴です。
パキスタンはインドと同じように、紅茶、牛乳、スパイスを混ぜたマサラティーを飲みます。
チャーイェンという、強く発酵したタイ茶に、コンデンスミルクを入れて冷たくして飲みます。
中国人はお茶が大好きで、さまざまな種類があります。
写真は、ブロックやボールになってパッケージ化されているプーアール茶を熱湯で淹れたものです。
基本的にエジプト人は無糖の紅茶を一日中飲んでいます。
エジプトの結婚式では、紅茶と共にハイビスカスが供されます。
伝統的なモンゴル茶であるスーテーツァイは牛乳と塩を入れて、平たい器で供されます。
ケニア人は、シンプルに普通の紅茶を飲むのが好きです。
アルゼンチンでは、お茶の交配が好まれています。
この緑茶は、カフェインの含有量が高く、スモーキーなフレイバーで、ホットでもコールドでも飲まれています。
ルイボス・ティーは南アフリカで栽培されている鮮やかな紅茶です。
通常はミルクも砂糖も入れずに供されますが、甘くマイルドな味わいです。
伝統的なマレーシア茶であるテータリックは、紅茶とコンデンスミルクを混ぜて飲まれています。
クウェートの代表的なアフタヌーンティーは、紅茶にカルダモンとサフランを入れて飲みます。