16世紀の西洋の鎧をアートにまで昇華させた鎧職人 9P

ほとんどの中世の騎士の鎧の作者は現代まで伝えられていませんが、イタリアのフィリッポ・ナーゴル(Filippo Nergol)は、中世の騎士の鎧の最も有名な職人であったと考えられています。
ナーゴル家は、イタリアで16世紀に技術の高さのために有名になりました。
父のジャンジャコモ・ナーゴル(Gian Giacomo Nergol)が金属工程の基礎を作り上げ、3人の息子がこれを継承します。
ジョヴァンニ・バッティスタとフランチェスコは、宝石を象嵌した金属製品を作っていましたが、フィリッポは、誰もが幻惑されるような結果を求めて鍛造を中心に精密な仕事をこなしていました。

フィリッポは、古代のパターンをそのままコピーすることはせず、創意工夫をこらし、古代文明から触発された人魚やメデューサを伝統的な装飾に彫り込みました。
さらには、当時のイタリアでは一般的ではなかった鋼を使用しました。
多くの場合材料としては、より柔らかくて加工しやすい鉄が使われていて、鋼は高度な技術と長時間の過酷な労働が必要でした。
歴史家によれば、彼の最も重要な顧客は、神聖ローマ皇帝カール5世とウルビーノ公グイドバルド2世だそうです。

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